ひまわり苑では、感情の賦活、生活意欲の向上、好ましい行動の変容の般化、機能の維持・回復、ストレス発散、余暇活動及び生きがいの提案等を目的として、音楽療法士が、能動的音楽療法を中心に、様々なセッションを行っています。 また、各行事等で、場の雰囲気づくりのみならず、音楽療法の要素を取り入れた音楽の活用も行っております。 苑生活の様々なシーンにおいて、利用者一人ひとりのニーズに合わせ“音楽をオーダーメイドで“提供します。
楽器と合唱の練習をメインに活動しています。
練習は真剣です
演奏に使用する"トーンチャイム・ハンドベル"
できるようになると嬉しい
デイルームで色々な曲を歌います。
リクエスト曲を思い思いに聴きます。
手話しながら歌います。
映像に合わせて踊りながらエクササイズをします。
ストレッチとエアロビクスでシェイプアップ!
様々なアーティストのライブ映像を鑑賞します。
歌劇の映像を鑑賞します
個別に色々な楽器でセッションを行います。
昼食時にリクエスト曲などを生演奏します。
個人セッションの発表の場として、年に3回、
デイルームで開催します。
ひまわり苑では、健康な生活は、毎日の食事からつくられると考えており、栄養士によるバランスのよい献立を、でき立て手作りで提供しています。しかし、中には薬剤による副作用や精神疾患などによって、食べ物を噛んだり、飲み込んだりという一連の食べる動作に支障が出ている方がおられます。その嚥下困難状態の改善や予防のために、言語聴覚士による、個別嚥下訓練や、食事前の全員嚥下体操、食事時の姿勢改善指導や、栄養士と看護師との協議による食事形態の調整を実施しております。また、廃用症候群で発生や発音に問題が生じている方には、コミュニケーション力向上のために個別言語療法を実施しております。
個人セッション
基礎体操
全員嚥下体操
ひまわり苑では、心身の健康増進や生活の質の向上を目指して、園芸療法士の監修のもとで、農作業や園芸など“大地に根ざした”活動を行っています。額に汗して自分で育てた作物を食べたり、毎日世話をして美しく咲いた花を愛でたり、販売しておこづかいを得る中で、自然と人間の共存や、働くことの意義などを感じられる、総合的なリハビリテーションとして位置づけています。
頑張って大きく育った作物だから大切に収穫します。
畑の苺のパンナコッタも、野菜のピクルスも、美味しかった~!
きれいに洗った野菜をみんなで丁寧に袋詰めします。
園芸クラブでは、四季折々の花や樹を植えて、世話をして、日々育ちゆく植物のパワーを感じながら見頃を待つことで、季節感を持ちながらハリのある生活をし、咲いた花の美しさに触れて、幸せを感じる心の力を増やしていくことを目的に活動しています。
焼いも大会は園芸クラブの出席者が、一年で一番多い日です。
収穫して数週間寝かせて、甘味の増した薩摩芋がホクホクの焼いもになるまで、焚火を見ながら、ワクワク、そしてまったりの晩秋の一日です。
園芸作業や園芸クラブのような屋外での活動は、お身体などの事情で難しいけれど、お花や野菜を育てたいという方のための、2階の広いベランダでプランターや植木鉢を使った園芸を楽しむ活動です。